2021年にはお陰様で火の鳥グループは10周年を迎える事ができました。
今では炭火やきとり火の鳥、海鮮火の鳥、餃子火の鳥、焼肉火の鳥、飲食店4店舗と映画館シネマネコと様々な業態で店舗を広げています。
これもひとえに贔屓にしてくださっているお客様や全力で業務に取り組んでいるスタッフ達のおかげです。この場を借りて心より御礼申し上げます。
火の鳥は、「地域に愛される飲食店」を目指して2011年に私の地元、青梅の野上町に大手焼き鳥屋チェーンだった居抜きの店舗を自分たちで改装し「炭火やきとり火の鳥」を立ち上げました。
しかし、2016年と2019年と2度の閉店を余儀なくされましたが、お客様からの再開を求める声を閉店のたびに多くいただきました。 「もっと続けて欲しかった」「またお店に行きたい」こうした言葉を受け、今まで愛される飲食店を目指していた火の鳥でしたが、もう十分に愛され必要とされるようなお店になったのだと気づけたのは新しい発見であったとともに、大きな励みとなりました。 当初は私を含めたスタッフの誰一人として全く発案していなかった、さらなる店舗出店を考えるきっかけを与えてくださったのも、お客様たちのひたむきなお声があったからこそです。
火の鳥の名前のごとく何度でも蘇る火の鳥は、再び店舗出店に望みました。
それとともに「地域に愛される飲食店」という志も一新し、これからは「地域に愛を広げる飲食店」という想いをもって火の鳥は生きています。多くのお客様からの愛を受けて生き返った火の鳥が、今度はお客様に最高のおもてなしと料理を提供させていただくことによって愛のお返しをしていくことを目指し始めました。
一時は飲食店を全店舗閉店して、飲食業界から撤退も考えましたが、やはり地域のお客様の期待を裏切る形になるのは、僕としても会社としても本意ではなく、何よりお客様の笑顔を見られなくなるのが1番辛いと思い、経営の継続を決断しました。従業員にもその思いを伝え、休業要請や時短要請により、通常の営業がままならない中でも、モチベーションを維持してもらうためにも、コロナ禍にもかかわらず3店舗新たに新規出店しました。
コロナ禍でも株式会社チャスがやる事は変わりません。
「地域に愛を広げる飲食店」これを目指すだけたです!
そのため感染対策を徹底したうえで、国や東京都の要請に従いながらの営業を行なってまいりました。
さらに食品の品質管理の徹底、お客様と垣根のない丁寧で明るい接客をスタッフには心がけるよう伝え、お食事を楽しんでいただけるよう今まで以上に配慮しております。
火の鳥では経営するにあたってスタッフの満足度も大事にしています。 火の鳥を支えている存在はお客様だけではありません。大切なスタッフひとりひとりが、真摯に業務をこなしてくれているからこそ、今の火の鳥があるのだと考えているのです。そのため、給料面や福利厚生の充実、社員全員が楽しめるような社員旅行の企画も考え、大切なスタッフが満足して働けるよう徹底した配慮を行っております。
生き返った火の鳥とともに、さらなる高みを目指して。
そして株式会社チャスは火の鳥だけではなく、映画館シネマネコという施設を創り新たな事業展開を始めています。
飲食という業態以外でも青梅の街に笑顔を届けたい、1人でも多くの人に充実した日々を過ごしてほしい。
私たちが他業種へ足を踏み入れたきっかけはこうした思いからでした。
今後も多くのお客様やスタッフの笑顔を地域に広げていけるよう、株式会社チャスは日々進化していきます。愛されるだけではなく愛を広げていける企業を目指し、これからも邁進していく所存ですので、今後ともぜひ格別のご支援、ご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
株式会社チャス
代表取締役 菊池 康弘